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第19章 大事な人

俺は銀座で他の用事を済ませ・・・。



昼過ぎには会社に戻った。



「金は全部お前の普通口座に移しておいた(笑)」


祐司はそう言って羽田まで送ってくれた。


頭の中は・・・自分への怒りでいっぱいだ・・・。



アイツの気持ちを考えなかった・・・・。



気づかなかった・・・・


ちゃんと見ていれば・・・。


あの日も無理してでもマンションに帰れば・・・。


本当に最悪な男だ・・・



もう振られても・・・呆れられてもいい・・・



俺は・・・結城しか愛せないんだ・・・アイツだけなんだ・・・・




「後悔するなよ？？(笑)」


祐司にそう言われて・・・。


俺は那覇に戻った・・・。



後悔しない・・・。



人生は一度きりだ。



俺は絶対・・・・・



後悔しないぞッ！！！！