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島人物語
第22章 死

淳said
小さな船に昌也が見えた・・・。
近づくと・・・・。
結城がお腹を抱えて座っていた・・・。
やっぱりだ・・。
俺は直ぐに涼にラインで・・・
真栄田岬の方に来い
と送った・・・。
「淳ーーーっ(笑)・・・・良くここが分かったなーーー??」
昌也は相変わらずキモイ笑い方をしながらそう言って船の上で立っていた。
・・・・・・。
俺は船を横づけし・・・昌也の船にロープを繋いだ・・・。
「お前・・・もういい加減にしろ・・・コイツは関係ない!」
昌也の船に移りそう言った・・・。
結城を起き上がらせ・・・・。
「怪我ないか?」
すると結城は俺の腕を掴み・・・・。
何度も頷いた。
よかった・・・。
怪我は無いようだった・・・。
「・・・・ッ・・・淳ッ・・・・・・!!!!!」
結城が俺の後ろを見て・・・目を見開いて声を上げた瞬間ッ・・・・・・。
・・・・・・ッ?
振り返った時・・・・。
もう遅かった・・・。
ドスッ・・・と腹の下の方に鈍い感触・・・。
昌也が俺の直ぐ目の前で・・・・
「死ねよ(笑)」
そう言った。

