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島人物語
第2章 危険信号ッッ

結城said
「・・・・離れないって・・・約束したのに・・・」
涼は皆が出て行った後も私をギュッと抱きしめていてくれた。
「・・・ん・・そうだな・・いきなり破った・・・」
「・・・・ん・・・」
「許さない??・・・」
「・・・何かされてたら・・・どうしてた??」
「・・・・・殺してたかも・・・・」
「・・・嘘・・・嘘ばっか・・・」
「・・・嘘じゃない・・・絶対許さない・・・・」
「・・・・・また・・置いていくでしょ??」
「置いていかない・・・・」
「・・・・・嘘・・・」
「嘘じゃないって・・・もう置いてかねーって・・・約束する・・絶対・・・」
「・・・・・ん・・・・」
私は涼の胸に顔をつけギュッとシャツを掴んだ。
「・・・信用してないか・・・・」
「・・・だって・・・・本当に怖かったんだもん・・・・んっ・・・うっ・・・」
「わーーー・・・マジごめんーー・・・本当・・絶対約束!!よしっ・・破ったら・・・」
「・・・・・破ったら??・・うっ・・・」
「・・・・・そうだな・・・んーーー・・・なんでも言うこと聞く!!・・・ずっと・・なんでも聞く・・・。」
「・・・・・なんでも??・・・うっ・・・」
「・・・・もうこの時点でなんでも聞くから・・・泣かないで・・・お前に泣かれると・・」
「・・・・・」
「・・・したくなる・・・」
「・・・ばかぁっ・・・・うっ・・・・」
「わわわー・・・泣くなぁー・・・(笑)(笑)・・怖かったよな・・もう絶対はなれないから・・・トイレもついてく・・・」
「んーーっ・・・うっ・・うん・・・」
「(笑)・・・いいの??・・・」
「それくらい・・・ずっと一緒にいたいの・・・」
涼・・・。
目を覚ました時・・・。
居なくて泣くのは優樹君じゃなくて・・・。
私だね・・・。

