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チャンスの神様は・・・
第1章 グアム編 
① 初めに・・・

この旅行は3連休と2日間の有給を使い、男2人でグアムに遊びに行こう。そして、たまには贅沢して高級ホテルに宿泊してみよう。何をして遊ぶかは現地で決る。そんな軽い感じで計画した旅行でした。
なのでホテルはタモン湾に面した中ではハイクラスで、しかも部屋は角部屋のスイートルームに決めました。
そして、行きは出発日の午前便を使い、帰りは最終日の夕方の便で帰ってくるという、5日間をフルに使える計画です。
が、出発日の2日前の事です。
友達がどうしても仕事の都合で行けなくなってしまい、泣く泣くキャンセル料を払って止めてしまったのです。
1人になってしまった私はどうしようか迷いましたが、何の用事もないのにキャンセル料を払うのが嫌で行くことにしました。

グアムは日本から3時間~3時間半で気軽に行くことが出来るので、今までも何回か行ったことがある場所です。ハワイに比べれば田舎ですけど、時差が1時間しかないので助かります。
行く前は多少落ち込んでいた私でしたが、空港に着き、飛行機に乗るとやはり気分も盛り上がってきます。
グアムに着いた頃には、1人でも来てよかった、と思えるくらいテンションが上がっていました。
気温は高いのに湿度が少なく、南国の陽気な雰囲気が気分を盛り上げてくれます。
空港内にはカップルやファミリーが多くても、気にはなりません。ホテルまでリムジンカーで送ってくれたことや、部屋を見て更にテンションが上がります。
その部屋は1人で使うのはもったいない程です。
角部屋ということで窓が多く眺めがいいことや、開放感を十分に味わえる広さのリビング。そしてベッドルームとシャワールームが2か所あり、家具等も贅沢な物が使われていました。

昼間から部屋で過ごす気は全くない私は、レンタカーを借りると遊びに出かけました。
海でのんびりしたり、パラセイリングを体験したり、射撃やショッピングに行ったりと忙しく遊びまわったのです。あっという間に時間が過ぎて行きました。
そしてリゾートへ遊びに来た時には、夜早く寝て、朝早く起きる。
そう決めている私は、1人では暇なこともあって初日の夜は早い時間に寝てしまいました。

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