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第9章 旅行

幸助に旅行の話をした・・・。


すると・・・


意外にも即答で


「行って来れば？」


その返事に拍子抜けした私。



それをまんまと鵜呑みにし・・・・。


「美晴さんーーーーっ！！！」


待ち合わせの横浜駅。


遠くで手をブンブン振るのは・・


佐藤さん(笑)


その後ろに居たのは・・・意外な人物。


大石さんだった。


大石さん参加するんだッ・・・


こういうの好きじゃないって勝手に思っていた。


「おはようございますッ！！(笑)」


私は走って行って頭を下げた。


「貴方が来るとは思わなかったわ！！」


大石さんはさらっとそう言って持っていたコーヒーをグビッと飲んだ。

佐藤さんは苦笑いし・・・私の腕を掴んだ。


？？？？


「大石さん、・・・ちょっと龍君ファンだから・・気を付けてくださいッ・・」


えっ・・・。


それもまた意外。


大石さんって私の一歳下だったよね・・・。