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第15章 幸助の反撃

幸助said



クソガキ・・・。


俺は全て知ってるんだぞ・・・・。


俺は立ち上がって持っていた封筒を出した・・・。


「美晴・・・お前は知ってるのか？」


美晴は男の後ろで肩を震わせ聞いてるのか聞いてないのか分からない・・・。

でも少し近づくと男が立ちはだかり美晴に俺を近づけさせない・・・・・。


悔しさがこみ上げる・・・・。


もう・・・


言ってやる・・・！！！



「美晴ッ・・・・コイツの正体知ってるのか？・・・お前は・・・知ってて好きとか言ってるのか？」


男の顔を見ると男は俺を睨みつけた・・・。


「お前・・・美晴に話してないことあるだろ？」


(笑)・・・・


金があっても・・・


見た目が格好良くても・・・・。


致命的なお前の素性・・・。


店の入り口付近には警備員まで来てて・・・客やら他の店の店員やらが店内を覗く・・・。


丁度いい(笑)

コイツの素性を・・・バラしてやるよ・・・。





「上地龍・・・(笑)・・・・お前・・・・」


胸が高ぶった・・・。


これで俺の勝ちだ・・・。


どうだっ？！





「お前も・・・結婚してるよな～ッ？(笑)」