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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第3章 新しい職場
私は店を出て・・・。
その・・。
龍君という男の子の前まで行った。
「おねーさん買い物終わった?(笑)」
ニカッと笑う男の子。
「あ・・、はい。あのお金ー・・・」
私はお釣りを渡しお財布を出した・・・。
「言ったろ?(笑)お見舞いっ!!」
そう言ってポケットに手を入れて・・・
行ってしまった。
・・・・・・・。
「龍が女の人と絡むの初めて見たッ!!!」
龍君と話をしてた男の子が髭を触りながら笑って言った。
・・・・・。
「そうなんですか?」
私は龍君の後姿を見ながら言った。
結構人懐っこそうだし・・・モテそうなのに。
「アイツ夏前に上の店で働きだしたんっすけどー・・男とはスッゲー絡むのに女とは全く!!(笑)だから皆あっち系か??って噂してたんっすよ(笑)」
・・・・・あっち系(笑)
「あ・・・私もう戻らなきゃ!!!」
そうだ・・。
また大石さんに怒られる(笑)
「あー・・引き止めちゃってすいません!!俺、そこの店の店長やってる木田っていいます(笑)何かあったら声かけてください(笑)」
その子は目の前のカジュアル系の店を指さし言った。
「あ・・私今日から上の店で働いてる滝本って言います(笑)じゃぁ・・・」
私は簡単に説明だけし・・・店に戻った・・・。