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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第3章 新しい職場
店に戻ると予想通り大石さんが仁王立ちで待っている。
やっば!!
「滝本さんッ!!!!」
腰に手を当ててお決まりのポーズッ
「すいません!!急いで履き替えますッ!!」
私は慌てて店の裏に入ってストッキングをはきかえた。
バンッ!!
「なにしてたの?」
ドアが開くと大石さんはドアを開けっ放しで入り口に寄りかかって言う。
・・・・・。
「あのぉ・・ドアを閉めてもらって良いですか?」
私がスカートを直し言うと・・・。
「誰も見ないしッ!!ね、・・何してたの?」
何この人・・・(笑)
「すいません、・・・お店が分からなくて探して入ったので・・・。」
大石さんは私にわかるように大きくため息をし・・・。
「本当に店長やってたの?マジでイライラする・・・」
そう言って店に戻って行った。
だからぁーーーっ!!そこ閉めてってば!!(笑)