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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第18章 逃走
マンション前に止められた龍君の車に直ぐに乗って・・・。
何処に向かったのかは分からなかった・・・。
意識が遠のいていく中、佐藤さんが途中降りたのだけ分かった・・・・。
気付いたときは・・・。
病院の簡易ベット。
「・・・・・・・・。」
目を開けると・・・・。
「あー・・気付いた???(笑)良く寝てるからどうしようかと思ったのよね(笑)」
え・・・・。
目をパチパチさせその声の方を見た。
すると・・・。
太った50代くらいの看護士さん。
「痛み止め打ってるから今は痛みないと思うけどー・・痛くなったらお連れさんに渡した薬飲んでね???(笑)」
・・・・。
「あの・・・ここは・・・。」
体を起こそうとしたら全身に痛みが・・・。
「イタ・・・・・」
「あーーー・・(笑)頬の腫れてる痛みは薬じゃ効かないからね・・・起きれる???」
・・・・。
ここ何処だろう・・・・。