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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第20章 理想の二人
龍said
からかうわけないじゃんッ!!!
俺は結構マジですッ(笑)
普通にキスしたい(笑)
車を走らせながら・・・美晴ちゃんの手をにぎにぎしながら・・・・。
「美晴ちゃん~・・・ちょっと真面目な話をしてもいい???(笑)」
たまには俺だって真面目になる(笑)
「うん・・・//////」
「俺も~・・・美晴ちゃんもー・・・まだ、既婚者じゃん???」
ちょっと話ずらい事だけど・・・ちゃんとしたい。
そんな話をしだすと・・・美晴ちゃんは頷き下を向いてしまった。
「俺はね・・・(笑)・・・実はずっと離婚を催促してきたんだけどね・・・」
チラッと美晴ちゃんを見ると少し顔を上げて俺の顔を見てきた。
「あの・・・奥様は??・・・・。」
あの事件が起きて・・・。
俺はもう・・・アイツと繋がっていることが耐えられなくて・・・。
「ん・・・、あの子は精神鑑定で無罪を主張したけど~・・・少し精神状態が考慮されて・・・でも2年入ってた・・・・。」
でも2年・・・。
幼い子供の命が・・・たった2年だ。
「・・・2年・・・・。」
美晴ちゃんはそう呟いてまた下を向いた。
「ん~・・・たった2年・・・。何が考慮されたか俺には全く理解できないけど・・・。でも・・・俺が100パー責任ないって言ったら・・・それもない・・・。」
そう・・・。
俺にも責任はあるんだ。