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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第21章 幸助
美晴said
深夜になった電話・・・。
電話を持ってモゴモゴ話してると・・・。
「どしたー・・・???」
龍君がギュッと腰を更に引き寄せ・・・・背中にピッタリ龍君の胸を感じる・・・//////
電話口を抑え・・・。
「なんか・・あの人が飲食代を払えないって横浜の店から電話・・・・」
私が振り返って言うと・・・。
龍君は目を擦って時計を見た。
「んー・・・3時半??・・・・電話かしてみ???」
龍君は私の頭の下にある腕を寄せ私は龍君の肩に頭を乗せた・・。
電話を空いてる手で持ち・・・。
「あーー・・もしもし??どちら様?」
ジッと龍君の顔を見ていると・・・・。
優しく笑う・・・。
「はい・・はぁー・・あーー・・キャバねー・・・・」
キャバ???
「(笑)(笑)・・・あのー、申し訳ないけど今彼女離婚申し立てしてる最中なんでこういう連絡受けれないんですよねー・・」
・・・・・・。
「はい、・・・はぁー・・そう言われてもねー・・」
?????
龍君は一瞬眉間にしわを寄せ・・・。
「(笑)(笑)巻き込むなって、お宅なんて店???」
・・・・・・。
「はぁーい・・プリマねッ!!はいはい・・とにかくその金は払えないんでッ!!彼にも直接連絡はしないよう言っておいてくださいね??」
そう言って電話を切った・・・。
・・・・・。