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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第22章 外野


30分くらい話すと・・・。

龍の携帯が鳴り・・・。

龍はその画面を見て少し笑うと・・・。

「悪い、俺もう行かないと!!(笑)」

(笑)

分かりやすい奴だなぁーーー・・・。


「(笑)分かったよ、落ち着いたら連絡しろよ??」

俺がそう言うと龍は笑って店を出て行った・・・。

拓海と健二はそんな龍の後姿を振り返って見ながら・・・。

「ね・・・、龍の女って・・・どんな???」

健二が言った(笑)

俺もカフェの外の通りを急いで歩いて行った龍を見ながら・・・。

「(笑)・・・きっと女のとこ行ったんだろ?・・・行って見てやろうぜッッ?」

俺が煙草を終い言うと二人はニカッと笑って・・・・。

「行くッッ!!!(笑)」

俺等ってマジでバカだなぁ(笑)

龍と俺は・・・兄貴同士も親友。

健二と拓海は兄貴たちの後輩で俺とは同期。

直ぐに気が合い仲良くなってその内龍も紹介しそれからは龍もよく一緒に海に行ったり飯食ったり・・・。


でも今年に入って直ぐ。

アイツは急に湘南の自宅には帰らなくなった。

龍に聞いたら横浜にマンションを買った。

あっけらかんと言った(笑)

それだけ(笑)


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