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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第22章 外野
そして最近・・・・。
湘南の俺と一緒に購入したマンション。
ここは皆のたまり場になっていて夏にはよく仲間内が泊まったり宅飲みしたりで使っていたが・・・。
龍は今そのマンションには暫く来るなと連絡をしてきやがった!(笑)
なんか変だなと思ってはいたが・・・。
急に横浜のあの店も辞め・・・。
そしたら今度は金の話!!
あの金は龍の金だが、離婚するときに持っていかれることを避けるため俺の口座に金を預けていた。
俺と健二と拓海は店を出て少し先を足取り軽く歩く龍の後を追いかけた(笑)
「龍が好きになる女ってどんなかな??」
健二がボソッと言った。
正直・・・・。
わからん。
「アイツ今まで遊んだ女はいたけど彼女って見たことねーからなー・・・。」
俺がそう言うと・・・・
「1回も???」
拓海が言った。
・・・・・・・。
学生時代も・・・とっかえひっかえ遊びはしていたが・・・。
ちゃんと付き合ってるのは見たことねーな・・・。
あの子が好きとかそんな次元じゃなかったし(笑)
ほぼ、ちょっと頭のおかしい奴位に皆見てた(笑)
「ないっ!!(笑)」