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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第23章 嫉妬に狂う
龍君は私から手を離しカウンターに置いてあるアイコスに手を伸ばした。
そっか・・・。
仕事かー・・。
私もこの前課長と部長に言われたことを思い出した。
私はみそ汁をよそいテーブルに運んだ・・。
龍君はカウンターに寄りかかって・・・。
「美晴ちゃんは???(笑)あの話しどうするの??」
・・・・・(笑)
「んー・・・。凄く嬉しい話だけど・・・迷惑バッカかけてるし・・・悪いかなって・・・(笑)」
私はまた直ぐにキッチンに戻ってご飯をよそった。
「会社は美晴ちゃんに辞めてほしくないんじゃない???(笑)」
・・・・・・。
「でも・・・。」
茶碗を置き一旦考え込むと・・・。
「辞めてほしい人に・・・店長なんて頼まないんじゃない??(笑)」
・・・・・・。
そう・・。
この前銀座本店に挨拶に行った時・・・。
課長と部長がわざわざ来てくれて・・・。
今湘南に居ると言ったら・・・。
湘南にオープンした店の店長をやってみないかって・・・。
「美晴ちゃんは会社に必要なんだよ(笑)そうやって引き止められるのって凄いと思うよ??」
(笑)