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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第28章 キャバクラ襲撃
湊said
はぁ~・・・・。
もうコイツを止めることは出来ねーな~・・・・。
龍は倒れてる真也を掴み・・・・客が座ってるソファー席のテーブルの方に連れて行った・・・・。
まぁ・・そこに居たキャバ嬢と客は悲鳴を上げて逃げて行く・・・。
ガシャーーン・・・とテーブルの上に真也を叩きつけると・・・真也は焦った顔をしてソファーに逃げて行った・・・。
「おいおい、逃げんなら最初から手出してんじゃねーよッ!!!」
龍は軽い足取りでテーブルに乗り・・・・ソファーに居た真也の胸ぐらを掴んだ・・・。
はぁ~・・・・。
もうダメだ。
あーなったら・・・もうダメだ。
「おい、・・・お前兄貴の彼女にも手出したんだって?」
俺がゆっくり近づき龍の後ろに立つと真也はうろたえた目で俺を見てきた・・・。
コイツ・・・涼さんの時命拾いしたと感謝してほしいくらいだったぜ。
俺はため息をつき・・・・。
「・・・・・はぁ・・・・。真也、・・・・お前手出す相手~・・・・・」
「間違えたなー・・・・。」
そう言うしかない。