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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第29章 湘南の夏
俺と太一が飲んでいると・・・・。
「湊ーーー(笑)毎年悪いな???」
店のオーナーの慎吾さんが唐揚げを持って俺の横に立った。
「(笑)ここに働きに来てる間は毎日3食食えるから助かります(笑)」
俺は煙草を消して言った。
慎吾さんは・・・龍のこと聞いてるのかな。
確か・・・美晴ちゃんって・・・・。
そんな事を考えていると・・・・。
慎吾さんは俺と太一の席にもう一個椅子を持ってきて座り持って来た唐揚げを一個口に入れて・・・。
「そういや龍から電話が来てさ、明日仕事の前に話があるって言うんだ(笑)アイツ改まってなんだってーー・・また子供出来たとか言わねーよな???」
・・・・・・・(笑)
俺と太一は顔を見合わせ・・・・。
「子供ではないんじゃないかなぁーって・・・・(笑)」
太一が少し濁して言うと・・・・。
「まさかマジでアイツ女出来たッ???」
・・・・・・。
相変わらず龍のうわさは絶えない(笑)