この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第5章 龍
瑛大は・・・。
俺がここで働きだしてすぐに声をかけてきたやつだった。
何だか知んないけどいきなり声をかけてきた。
他人とは絡むのは控えていたけど・・・。
瑛大のお陰で今はこのモールの中の奴とは仲良くしてる。
でも誰も俺の本当の事は知らない。
何処に住んでいるのか・・・。
友人関係。
人間関係。
特に話す気もねーけど・・・。
瑛大と別れて店に戻ると・・・。
「店長ーーーーっ!さっきお兄さんから電話ありましたよ?」
・・・・・。
俺は自分の携帯を見る。
すると何度も着信があった。
「やっべ!!(笑)」
兄貴から何度もあった着信。
「(笑)手が空いたら電話してって言ってました(笑)」
バイトの海斗が言う。
俺は裏に行って電話をかけた・・・。