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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第31章 俺の故郷
許さない・・・・。
か・・・。
それは俺もなんだけどな・・・。
遠くを見つめて煙を吐く美晴。
「美晴・・・・。」
俺が呼びかけると美晴は俺の方を見た・・・。
大丈夫だよ・・・。
喧嘩はする気はない。
君が不安に思う事はしない・・・。
でも・・・。
最初に言った通り・・・。
「俺が美晴を守るから・・・・」
そう言うと美晴はアイコスを持ったまま俺をじっと見つめた。
「俺がずっとずっと・・・・美晴を守るから大丈夫だよ・・・(笑)」
そうだよ。
怖くない。
美晴の肩をギュッと抱き寄せ・・・・。
「だからー・・・何か少しでも不安な事があったら・・・。」
・・・・・・。
「直ぐに言って??(笑)」