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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第5章 龍



美晴said


龍君が・・・何故かうちの店に来た!!!


ビックリした。


私何かさっき忘れ物したとか???



「じゃぁー・・これと・・・これにしようかしら(笑)」

お客様がそう言ってコートとジャケットを指をさす。

「ありがといございます(笑)ほかに何かご覧になるものは大丈夫ですか???」

私がお決まりのお品物を持って言うと・・・


「美晴さんー・・(笑)相変わらず上手なんだから!!また来るから今日はこれだけでいいわ(笑)」

銀座店の顧客様が遊びに来てくださっていたんだ・・・。


お会計を済ませ・・・お客様を見送ると・・・。

奥のソファーに座っていた龍君は携帯を持って私の方に歩いてきた。

「龍君・・あのっ!私何か忘れ物とかっ・・・」

私がそう言うと・・・龍君は笑って・・・

私の目の前に自分の携帯の画面を見せて来て・・・

「これ!!(笑)文章見て全部頂戴!!」

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