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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第33章 俺の故郷と俺の兄貴



一緒に体を洗って・・・。


俺を背もたれのようにして抱きしめながら入るジャグジー・・・。

「龍お兄さんに会わなくていいの??(笑)」

美晴が俺の前で少し振り返って言った。


んーー・・・。


「会ってもいいんだけどーーー(笑)・・・・」

俺が言うと美晴は振り返って来て俺に跨るようにして座り首を傾げた・・・。


ん~・・・・。


正直・・・。


美晴を信じていない訳じゃないッ!!


これは分かってほしいッ・・・。


「兄貴や~・・・兄貴の仲間ってー・・・皆格好いいからさ(笑)」


美晴に・・・ドキドキされたりしたら~・・・俺~・・・・


超ショックッ!!!!(笑)


って・・・どうしようもない俺の我儘(笑)

年下ってだけでも俺は美晴に嫌になられないか毎日ドキドキもんなのに、


兄貴の仲間に会って比べられるのが怖いんだ。


美晴がそんな事しないって分かってるッ(笑)


でも・・・俺は結局自信がないガキな奴って事なんだ・・・。


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