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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第6章 踏み外した道





優弥は笑って私のほっぺを指で突いてきた・・・。


?????

「なに?(笑)」

顔を上げると・・・

「お前痩せた?」

・・・・・・。

「・・・(笑)最近太ったから・・・ダイエットしてたのッ!!!」

変な嘘だ・・。

ただ単に・・・食べていないだけ。

「そんなに食ってるのに?」


うっ・・・・。

私はお皿を置き・・・

「アイコス吸ってくる!!(笑)」

会場の外に出た。

普段食べるものを節約してるとか・・・。

そんなの優弥や夏希や慎吾に言えない。


会場を出て奥の喫煙所に行くと・・・。

「美晴ッ・・待って!!」

優弥が追いかけてきた。

私はアイコスを差し込み・・・それを咥えると・・・。

優弥もアイコスを咥え・・・。


「お前上手くいってるの?旦那と(笑)」

・・・・・。

「なんで?(笑)・・・自分が離婚するから?」

私がそういうと優弥は笑って・・・。

「夏希から聞いた???(笑)・・・そうそう!!もう離婚する・・・」

本当なんだ・・・。

優弥の顔を見ると少し疲れてるようだった・・・。

「・・・なんで?・・・・」

思わず聞いてしまった・・・。

なんで・・・離婚なんて・・・。


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