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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第37章 大事な約束



マンションを出て車には向かわず凄い人の中を一緒に手を繋ぎ歩いた・・・。


「今日凄い人・・・何かあるんだっけ??」


(笑)


美晴が俺の腕に顔をつけ言った。


「今日は江の島の花火大会(笑)」


そう・・・。


今日は江の島の花火大会だ・・・・。


美晴は顔を上げ・・・・。


「本当ッ???知らなかった!!(笑)だからすごい人なんだッ・・・・」


海沿いを歩き水族館の先の・・・海沿いに立つ新しいガラス張りの建物。


「アソコで見ようか?(笑)」


俺が指をさし言うと・・・・。


「えっ・・・でもアソコ出来たばかりだし予約なしじゃッ・・・」



(笑)


俺は何も言わずその建物まで行き・・・・。


「予約はしてあるよ(笑)」


もう決めてたんだ。


この日だって・・・・。


美晴は驚いた顔をして・・・でも直ぐに笑った・・・・。


「もぉーー・・・教えてくれないからぁーー・・(笑)」


俺の腕に絡みついてそう言った。




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