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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第38章 私の家族
・・・・。
お兄ちゃん・・・・。
私がテーブルの下で手を握っていると・・・・。
「晴夫さん・・・あのー・・自分は・・・そんな頭下げられるようなことはしてないです・・・(笑)自分も美晴さんに助けられた部分が沢山ありますし・・・・。」
龍がそう言うとお兄ちゃんはゆっくり顔を上げ・・・・。
「あーー・・・でも・・・・うちの妹はもうーー・・・」そう言って私を見てニカッと笑い・・・・。
「もう三十路超え(笑)・・・龍君まだ若いだろ?こんな年上女でいいのか?」
(笑)(笑)
なんて事をッ・・・・(笑)
私が口を尖らし言い返そうとすると・・・・
龍は笑って・・・。
「自分もどうしようもない奴なんで・・・美晴さんみたいな年上の・・・色々教えてくれるような落ち着いた人が良いんだって思いますんで・・・(笑)」
・・・・・・///////
それを聞いてお兄ちゃんはニヤッと笑って私を見た。
でも龍はそのまま・・・・。
「実は・・・自分も・・・・離婚したばかりで・・・・。」
話を続けたんだ・・・。