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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第38章 私の家族
美晴said
一旦3人の子供を庭で遊ばせ・・・・。
お兄ちゃん鈴江さん・・・お母さん・・・と・・・向き合い私と龍・・・・。
大人の報告会が始まる。
お兄ちゃんは私達を見て・・・・。
「で???・・・何、美晴は幸助さんと離婚したのか?」
・・・・・・。
私が一回頷き・・・・。
「相談しないでごめんなさい・・・・でも・・・本当に切羽詰まってて・・・・」
そう言うと・・・。
「それは・・母さんから話してあるから・・・(笑)・・・あれから美晴は何もなかった???」
お母さんは少し心配そうに言った。
「・・・・・あ・・・・うん・・・・。あの・・・一回・・・幸助さんが接触してきたんだけど・・・龍君が助けてくれて・・・・」
あの時の事・・・詳しくは話したくなかった・・・・。
ギュッとスカートを握ると・・・・。
「龍君・・・。なんか妹が色々世話になったみたいで・・・本当にありがとう!!お袋から話は聞いていたが・・・お礼を言うのが遅れて申し訳ない!」
お兄ちゃんがテーブルに頭を付け言った・・・・。