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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第6章 踏み外した道
はぁ・・・。
お手洗いで手を洗って鏡を見た。
夏希に言われたことは・・・本当の事だ・・・。
私がいけないのかもしれない。
私がもっと・・・しっかりしていれば・・・。
はぁ・・・。
ため息をつきながらトイレのドアを開けると・・・
「ッッッ?!」
ドアの目の前に・・・・・・・//////
えっ?!
なんでっ?!
「美晴ちゃんッ・・・!!」
・・・・・。
「・・・龍君・・・・」
龍君が・・・いたんだ・・・。
龍君はキャップを被り直し奥の店内を見て・・・
また私の方を見た。
「デート?(笑)」
/////////?????
「んな訳ないでしょッ//////同窓会があったのッ!!!」
私がムキになってそう言い返すと・・龍君は笑って壁に寄りかかった。
「そっか!!(笑)・・・俺は仕事ッ!!もう帰るんだけどねッ!」
・・・・・。
私ももう帰りたいなー・・・。
店内の奥の席に居る3人の方を見てそう思った。
「俺車だからもう帰るなら送るけど?(笑)」
・・・・え・・・・???
「えっ???」
「仕事の打ち合わせだから飲んでねーし車近くに止めてあるから送るよ?」
・・・・・。
うーーー・・・。
「・・・聞いてみようかなー・・・もう22時半だし・・・」
「(笑)(笑)帰りたい感じだッ!!・・・いいよ、聞いてきなよっ!俺出口のとこに居るからッ!!」
・・・・・。
私は頷いて・・・店の奥の3人の所に戻った・・・。