この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第39章 新しい人生
龍said
晴夫さんは怖い顔をしてるけどスッゲー優しい人だった。
一緒に海を眺め・・・・晴夫さんはコーラをグビッと飲み・・・。
「いつでも遊びに来いよ(笑)お袋も葛西のマンションは売り払ってこっちに住むって言ってるし・・・龍も忙しいだろうけどたまには顔を見せてくれよな?」
なんか・・・。
沖縄の兄貴みたいだ。
「はい・・・(笑)・・・・なんか湘南と違って千葉の海はきれいだなーって・・・美晴も結婚したらお母さんの傍に居たいのかなって思ったりして(笑)」
美晴は湘南じゃなくてこっちに住みたいのかなとか・・・・(笑)
そう言うと晴夫さんは笑って・・・・。
「お前等がこっちに来たらそりゃー・・お袋も鈴江も子供たちも喜ぶさ(笑)俺だって嬉しいし、・・・まぁ・・お前にも色々あるだろうしゆっくり二人で考えろ(笑)」
・・・・・・。
「はい・・・(笑)」
俺は・・・・。
確かに湊や太一と一緒に店をやりたいってずっと言ってて・・・。
でも湊も俺も・・・場所は何処でもいい(笑)
海があって・・・俺は美晴が居れば・・・場所は何処でもいいんだ・・・。