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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第39章 新しい人生
午後15時過ぎ・・・。
俺と美晴は荷物をまとめ車に乗り込んだ。
「龍君、美晴をよろしくね(笑)」
お母さんが窓から覗き込み言った。
「はい・・・(笑)また遊びに来ますッ・・・」
美晴も笑って頷き・・・・。
俺等は家族みんなに見送られながら民宿を後にした。
「龍、・・・お兄ちゃんと何の話してたの???(笑)」
美晴が笑って俺の手を触りながら言った。
「んーーー???(笑)・・・えーーーっとね、美晴が涎たらして寝るとか(笑)良くコケるとか???」
「えっ?!・・・・2人で私の悪口言ってたのッ??」
(笑)(笑)
俺は一旦手を離し・・・サングラスをかけ・・・・。
「(笑)(笑)・・・違うよ、俺の家族の話とか仕事のこととか??」
そう言うと美晴は胸を撫でおろし・・・・笑った。
「あーーービックリした(笑)・・・・でもお兄ちゃん龍の事すっごく気に入ってた(笑)」
(笑)
「俺も・・・・」
俺も・・・・(笑)
「俺も美晴の家族大好きだよ(笑)・・・・スッゲー一緒に居て楽しいしなんかー・・・良い家族って感じ(笑)」
マジで・・・(笑)うちの実家も楽しいけど、うるさいし(笑)
「私は龍の家族も大好き(笑)お母さんもお父さんも面白いんだもん(笑)」
(笑)(笑)
「うるさいだけだよ(笑)」
お互いの家族・・・・一緒になったら家族が増える。