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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第2章 幽霊
幽霊ってマジでいるのか~・・・。
手すりに寄りかかりタバコに火をつけ砂浜に見えるしろーい幽霊を眺めていた・・・・。
スッゲ~・・・
透明感ッッ
タバコを吸い煙を吐くと・・・・・・。
「なぁ~にしてんだよッ!(笑)」
後ろから聞こえた声は~・・・聞こえたけど
無視無視ッッ(笑)
「なんだあれっ?化けッッ?!(笑)」
そう言って俺の横でタバコを吸うのは高校の同級生の太一。
「太一~・・・あれ化けかなぁ~ッ(笑)」
タバコを消し太一の持っていた缶コーヒーに入れてやったッ(笑)
「ゲッ!!お前~ッッッ、まだ入ってるし~ッ!」
(笑)(笑)
あの幽霊~ッ
この世のもんじゃねーだろっ?!(笑)
「自殺とか~・・・しねーよな?」
太一がボソッと言った。
・・・・・・・。
自殺?
しねーだろ!
だって幽霊だしっ??(笑)