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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第6章 踏み外した道




龍君は湘南に住んでいるといった・・・。


馴れた運転で・・高速に乗る。

「俺さぁ~・・・(笑)関東出身じゃねーの!!!」

?????

タバコを吸いながら言った。

「・・・何処・・・か聞いて良い????」

龍君はニッコリ笑って私の方を見て・・・。


「沖縄ッ!!!」

・・・・・・・。

あ・・・、だからお兄さんが・・・・。

「沖縄・・・・だからお兄さんは沖縄にいるんだ・・・(笑)」

「でも兄貴も年末まで東京に居たよ(笑)最近帰ったんだ!彼女と仲間とーーーーっ!」

へぇー・・・。

「龍君は・・・いつからこっちに?」

私が聞くと・・・

「聞きたい???(笑)俺の事ーーーーっ!」

・・・・・・・。

「教えて???(笑)」


龍君は煙草の灰をポンポンッと落とし・・・


「俺はね高校の時に親友と一緒に湘南に来た!(笑)でも結局卒業できなかったんだけどー・・・(笑)」

「そうなのっ?!(笑)」

「そうそう(笑)・・・従兄が湘南で商売しててー・・そんでそこに世話になった!だから俺にとってのホームは湘南!沖縄はそんなに帰らないッ!!」


そう・・なんだ・・・。

「親友って人も今はまだ湘南?」

「アイツは今都内に住んでる(笑)会社に入って寮みたいなとこに住んでる!でもー・・月一で会ってるよ(笑)」

「そうなんだ・・・(笑)湘南かー・・いいな・・・海見える???」

「見えるよ(笑)でもー・・湘南の家はあまり好きじゃない!だからあまり帰ってないしーっ!」


「勿体ないッ!!(笑)・・・最近湘南とか行ってないな・・・」


昔は鎌倉とか好きで良く行ったっけ・・・。


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