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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第7章 夢
瑛大said
美晴さんってー・・・
既婚者って言ったよな。
美晴さんの店を出て龍の店に向かう途中そんなことを考えていた。
龍ってどうする気なんだ?(笑)
不倫でもする気か?
今まで他の女と一切口を利かなかったくせに・・・急に美晴さんとは話すようになって・・・。
確かに彼女は綺麗だし可愛い・・。
「瑛大ーーーっ!!!」
龍の隣の店の俊が声をかけてきた・・・。
「おうっ!(笑)お前参加者のリスト作った?」
俊はニヤニヤ笑って俺に紙を渡してきた。
「これーーー、龍の車お前しか乗ってねーのあの子の返事待ち?」
・・・・・・。
「多分wreathは2.3人は参加すると思う!宿どうなった?」
「あーーー・・龍に任せてるッ!他の店は知らねーけど(笑)」
「お前の店お前だけだろ?うちのバイトのこの分少し出せよ(笑)」
「(笑)(笑)金がない学生バイトなんて連れていくなよッ!!!」
(笑)
俺も・・・俊も墨が入ってるため・・・。
普通の温泉宿に行っても温泉に入れない。
俺等の勝手のせいだという事で今回は若い子達から宿代は貰わないって事になった。
俊は手すりに寄りかかって笑った・・・。
「お前さー・・龍と海行ったことある?(笑)」
・・・・・・・。
「ねーけど・・・なんで?(笑)」
俊はニヤッと笑って・・・
「ガオーーーーーッ!!!!」
まるで猛獣の様な真似をして俺に飛びついてきた。
「なんだよっ(笑)気持ち悪いなッ!!!」
俊は歯を見せて笑って・・・・
「アイツの背中に虎が住んでるぞ・・・(笑)虎とー・・・」
・・・・・・・。
「上半身・・・龍・・・(笑)」
龍の腕には全体に龍・・・背中に龍が虎を捕らえる絵が描かれていると・・・
俊は言った。