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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第7章 夢
龍の店は個人経営者がやってる海外ブランドのセレクトショップ。
日本にはまだ未入荷の服だったりを並べているから俺も良く行くようになった。
人懐っこくてイケメンなあの男は直ぐに注目の的になった。
しかーーし!!
女が声をかけようもんなら全くの無視、バイトも女は雇わないと豪語した。
最初は女がいるのかと思ったがそんなそぶりもない。
まさかのゲイか??そうも思ったが・・・
美晴さんへの食いつきっぷりを見るとそうじゃない(笑)
もう一つの謎は・・・金(笑)
やってる仕事の一つは株。
聞いたのは兄貴が出資して龍が金を増やしてると言っていた。
でもちょっと株をやってるくらいじゃあの車は買えない。
あれは軽く2000万はする。
龍の店に入ると・・・・
「あっ!!瑛大さーーん・・・」
バイトの海斗が走って俺の所に来た(笑)
「なになにどうした?」
「龍さんがこの宿にするってーーーっ!!俺こんなとこ泊まった事ないから緊張しますよーーーっ!!」
海斗は俺に携帯の画面を見せてきた。
それは伊豆下田にあるまぁ有名な宿(笑)
「一泊一人3万?」
「龍さんが出してくれるんっすよーーー(笑)」
「(笑)良かったなー・・・龍は???」
俺がそう言うと・・カウンターの下から龍が顔を出し・・・
笑った・・・。
(笑)
また儲けたのか?(笑)
龍は親指を立てまた笑って・・・
「旅費儲かった!!!」
(笑)(笑)