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甘ったれなブルー
第3章 ブルーは限りない愛に包まれ溶けていった
眠気はやってこない。でも不安は感じない。哀しい夢も見なくなった。さっき寝ている時に何か聞いたと思ったのは気のせいだろう。

彼が寝返りを打って背中を向けた。わたしはその背中に、そっと自分の胸を押してけてぴったりくっついてみる。

広くて温かい背中。何だか安心する。ずっとこうしていたい。

じっとしていると心臓の鼓動が聞こえてきた。私のものなのか、それとも彼のものか・・・。そのまま動かないでいると、ふたりの鼓動がひとつになったような気がした。

しばらくそのままでいたら、彼が身じろぎをしてこちらを向いた。毛布が外れてしまったので掛けてあげる。

しばらく彼の顔を眺めて、毛布の中をまさぐり彼の手を探りあてる。彼の手は少し冷たかった。暖かい私の手で、そっと彼の手を包む。

優しく・・起こさないように・・。
私の手で温めてあげよう。
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