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KOIBUMI
第7章 近づく距離
あーーーーーーーーーーっ?!
俺は涼に言われて学年室と呼ばれる学年の先公どもがいる小さな職員室みたいな場所に居た。
担任の田代が俺の顔を見てどや顔ッ!!
それがまたイラつくッ!!!!
俺は田代の前に座ってギュッと握った拳に更に力を込めた。
「まぁまぁ(笑)そんな力むなーーーっ!!!きっと楽しいぞぉ~ッ??」
田代は俺の肩を叩き笑った。
「いやいやいや、・・・・・全く楽しめねーと思うが・・・・」
「お前ーーーっ、せっかくの若いときの思い出だーー(笑)しかも2泊だけだぞ???もう親御さんからは送金して頂いてるわけだし??」
はぁぁぁぁっ?!
あのばばぁ!そんな金があるなら俺に送れッ!!!
俺はイラつきながら学年室を出た。
するとそこには涼と半次と大和と琢磨。
「聞いたッ????」
4人は声を揃えて言った。
はぁー・・・・。
田代に言われたのは・・・・。
今回の旅行に参加しなければ3年に進級はさせないというなんとも卑怯な取引だッ!!!
「最悪だな・・・俺わざと骨でも折ろうかなーーー・・・。」
マジそれでもいいくらい・・・。
行きたくない。