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KOIBUMI
第7章 近づく距離




「えーーーっ・・・これから夕方16時までは自由時間。・・・・」



港で学年主任の先生がマイクを持って話をする。


皆好き勝手に雑誌を見たり話したり・・・。


特にひどいのはF(笑)


話しも聞かずその場を離れていく生徒も(笑)


少し体を傾け・・・上原君の姿を探すと・・・・。


一番後ろで・・・・。


寝てるしッ!!!


ナツはそんなFの人たちを見て笑ってる。


「ね、凛ー・・レンタサイクル借りて周る???(笑)最初何処行こうかッ・・海行く???」


海かー・・(笑)私泳げないんだよなー・・・。


「上原君たちはずっと海で寝るって言ってたよ??(笑)」



へっ???(笑)


私が顔を上げてナツを見ると・・・。


ナツは笑って・・・。


「だって凛上原君と寝てたから(笑)私琢磨君と大和君と居たんだーーー(笑)」





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