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KOIBUMI
第7章 近づく距離





男の子は私の方を見て・・・・。


「ってか、俺が誰か分かる?(笑)」


うっ・・・・。


異常なほど人見知りな私。


一瞬思い出すよう努力をしたが・・・・。


うーーーー・・・。


思い出せない(笑)


「もぉーー・・うちのクラスの国仲康太!!(笑)凛の斜め前の席だよ???」


ナツが笑って言った。


あ・・・・。



「そう言えば・・・居たかも(笑)」


何て失礼な一言(笑)


国仲君は笑って・・・・。


「全然話してないしね???(笑)同じ班で夜のバーベキューも一緒にするしーーー・・交友を深めるってことで一緒に今日行動しない???」



え・・・・。



同じ班だっけ(笑)


「国仲達自転車借りたの???」



ナツが聞くと・・・・。


「なんか、借りれない奴続出だから二ケツしていいって(笑)俺等借りたから一緒に行動しようよ??」



・・・・・・。


私が黙っていると・・・・。


「あーー・・・(笑)それは嬉しいけど女二人で話したいことあるからさッ・・夜またバーベキューで話そう???」


ナツがそう言った・・・。


心の奥で少しほっとした。




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