この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
KOIBUMI
第8章 嫉妬
淳said
あーー・・・
イラつく。
他の奴と居るのを見ただけでモヤモヤする自分にイラつく。
蓮見は俺の腕を離さないで俺をじっと見てきた。
ってか・・・。
「お前部屋着だろ?戻れって・・・・。」
蓮見はスウェット地のショートパンツにTシャツにスウェット地のパーカー。
「・・・コンビニ位こんなんで良いよ。私アイス買いたいから一緒に行く!」
「アイスならホテルにあるだろ?戻れって!」
「・・・・・・・。」
俺は蓮見が掴む手を振り払ってコンビニまで歩いた。
コンビニまでは結構距離があった。
でもタバコが無いと俺らは死ぬ(笑)
小雨が降ってきた中・・・俺がコンビニに入ると・・・。
少し遅れて蓮見が店に入ってきた。
・・・・・・。
俺がカウンターで煙草を買うと・・・蓮見がアイスを持って俺の後ろに並んでる・・・。
はぁーー・・・。
俺は蓮見が持ってるアイスを取り上げ・・・。
「一緒でッ!!!」
ったく・・・。
犬みたいに付いてきやがって・・・・。