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KOIBUMI
第2章 出逢い

サラッとした黒とアッシュ系の髪色。
太陽に反射して綺麗に光った・・・。
女は片耳に髪をかけてやっと立ち上がろうとする。
「大丈夫か?」
俺が声をかけると・・・
女はゆっくり振り返って・・・・。
「・・・ウニが何処か行っちゃったんです・・・・。」
・・・・・・・。
綺麗に揃ってる前髪から覗く丸い目が俺の脳に入り込んでくる。
沖縄には似合わない真っ白な肌で膝を触りながら立ち上がろうとするから・・・。
手を差し伸べると・・・・。
女は笑って俺の手を握った。
・・・・・・。
「海見てくるから・・・・お前はゆっくり来い・・・。」
俺は女が立ち上がるとそう言って手を離し・・・
海の方迄走って行った・・・。
・・・・・・。
てかぁ~・・・あの女・・・・
誰?

