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KOIBUMI
第10章 夏祭り
達也said
・・・・・・・そんな・・・・前振りがあったんだ・・・。
涼さんの話に・・・皆・・・・耳を傾け・・・聞き入ってた。
「・・・・でっ?!・・・・付き合ったのっ???」
一樹さんが食いついた・・・(笑)
半次さんが笑って・・・・
「・・・・アイツー・・・マジであの頃奥手でさー・・・他の女は直ぐやっちゃうくせに・・・蓮見には・・・・」
涼さんも笑って・・・
「蓮見はさ・・・・本当に純粋で・・・綺麗な子だったんだ・・・。なんかー・・・・・変に手出せねーって言うか・・・・それは俺もスッゲー分かったし・・・・」
確かに・・・・。
「凛さん・・・・俺らの学年でも人気ありましたもん・・・(笑)でも・・・皆淳さんの彼女だって認識してたから・・・・」
そう・・・
でも違ったんだ・・・。
淳さんは・・・・・
凛さんをずっと・・・ずっと・・・・
想ってるだけだった・・・。
言えなかったんだ・・。
好き・・・・って・・・・・。
「アイツ・・・あの時は俺もだけど・・・妙に尖ってて・・・しかもあんなお嬢っぽい女が相手じゃ・・恐縮するって言うか・・・・そう言う負い目がさ・・・(笑)」
涼さんはまた・・・
ぽつりぽつりと・・・話し出す・・。