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KOIBUMI
第13章 恋人
凛said
放課後・・・。
私は上原君に言われた通り・・・教室で一人待ってる・・。
ガラガラ・・・・
「あ・・・・・(笑)」
・・・・・振り返ると・・・・・
そこには・・・
知らない男の子。
・・・・・。
「あの・・・蓮見先輩ですよね・・・・」
その子はそう言った。
「あ・・・・はい・・・・」
私が席を立つと・・・
「上原先輩に言われてきたんですけど・・・・・」
・・・・・・・。
「・・・・でも・・・・・上原君・・・・・必ず自分でいつも迎えに来てくれるし・・・・」
その子は少し考えて・・・・
「あ・・・でもなんか先生に呼ばれてるからって・・・・」
・・・・・。
そんなやり取りをしてると・・・・・・
その男の子の後ろに・・・・
「・・・・上原君っ・・・・!!」
男の子はビックリした顔をして・・・
振り返った・・。
「あっ・・・・あ・・・・あっ!!!」
・・・・・・。
「お前コイツに何話しかけてんだよ・・・・・」
ッッ・・・・・
男の子はスタコラ逃げて行った・・・。
上原君は教室に入ってきて・・・・・
「ばーーか(笑)・・・・殴ったりしねーよ・・・」
・・・・・(笑)
「もぉ・・・・(笑)」
私はバックを持って・・・
上原君の方に行くと・・・・
いつも通り・・・
肩を抱いてくれる。
いい・・・匂い・・・・・。