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KOIBUMI
第16章 村尾先生




その日・・・。



緊急職員会議。



俺は・・・


周りの教師から冷たい視線を浴びせられていた。


「はぁ・・・、相手が悪かったなー・・・。蓮見じゃ上原が黙ってるわけがない(笑)」


教頭先生が言った。


「てか・・、村尾先生なぜ昨日そういう事があったと言ってくれなかったんですか?」


C組担任の大垣先生が言った。


・・・・・・。


言えるはずない。


「村尾君はもう宮里昌也の面倒見るのは無理でしょうねー・・・」


遠くの席で言ったのはインテリ教師の石川先生。


・・・・・・。


「はぁ・・・。宮里と、上原上地がバチバチなのは皆分かってる・・。だからこういうことがあったら直ぐに相談してくれと前から言っていたでしょう?」


F担任の田代先生が言う。


もう俺には無理だ。


俺はこぶしを握って・・・。


「私は・・・担任を降りたいです・・・。」


そう言った・・・。





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