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KOIBUMI
第16章 村尾先生
職員会議は20時過ぎまで続き・・・。
俺は担任を降りることになった。
玄関口で靴を履き替えてると・・・。
「村尾先生ッ!!!」
追って来たのは副担任だった松田博人先生。
松田先生は俺より少し若くて・・・まさに新米。
「・・・・一緒に帰りませんか??(笑)・・・・・」
そう言って松田先生は靴を履き替えた。
・・・・・・。
「はぁー・・・あのクソガキども・・・・。大人を舐めやがって・・・。」
俺と松田先生は近くの飲み屋で酒を交わした。
「まぁまぁ(笑)まだ子供だし相手にしてたらこっちがやられますよ(笑)」
・・・・・・。
「松田先生は・・・宮里に何か言われたことあります?」
俺は酒をグビッと口に運び言った。
「なにか・・・???」
・・・・・・・。
「俺はー・・・今まで宮里がやって来たことは・・・目を瞑るよう言われてました・・・。仕方なかったんです・・・。」
「宮里・・・何かしたんですか?」
アイツは・・・。
上原や上地なんかより・・・。
難しい生徒だった・・・。