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KOIBUMI
第20章 抜け殻の私
雑誌は凛が表紙を飾る女性誌(笑)
教官は何故かOKを出してくれた。
その雑誌の中に凛が映ってる一面。
小さくボールペンで・・・。
サトウキビと・・・凛を指し書いてあった。
・・・・・・・。
サトウキビが元気で・・・とか・・・(笑)
凛のことだったのか。
その日の消灯時間後・・・。
「淳・・・。」
同室の同じ年の勉が小さな声で俺を呼んだ。
「ん??」
「お前女いる?」
・・・・・・・。
「いるよ・・・。」
勉は布団をかぶったまま俺の方を向き・・・。
「いーーな(笑)俺はここに入る前に振られた!」
(笑)
俺は・・・・。
あの日から凛を忘れる日は1日もない。
凛は元気かな。
ありがたいことに年少の中ではテレビが見ることができ・・・。
凛が毎日のようにテレビに出て来て俺に勇気をくれたんだ。