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KOIBUMI
第24章 出口のないトンネル
飯を食い終えバルコニーで一服をしていると・・・。
「淳、・・・・俺この前琢磨とナツに会ったんだど・・・」
涼が俺の横で煙草を吸いながら言った。
・・・・・・。
「なに?」
「ナツが・・・本当はずっと相談受けてた・・・。蓮見は淳に言ったら・・また居なくなっちゃうから言わないでほしいって・・・口止めさせられていたって・・・。」
え・・・・。
思わず煙草の灰が下に落ちた。
「凛が??」
「言いたいけど言えなかったんだろ・・・??(笑)だから・・お前東京行け・・・。」
だから何が・・・・!!
「何があったか言えよッ!!」
涼は笑ってポケットから一枚の紙を出した。
・・・・・???
その紙を俺の手に握らせ・・・。
「ナツが招待状を送った住所(笑)今はそこに住んでるらしい・・・」
・・・・・・・。
その紙には・・・。
南池袋???
随分なとこに住んでるんだな・・・。