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KOIBUMI
第24章 出口のないトンネル



その2日後


俺の部屋には・・・デカいスーツケースが置いてあった。


・・・なにこの出て行け感(笑)


「淳、少し避難するだけだ・・・(笑)」


半次が笑った。


「・・・・避難って~・・・(笑)」


「お前また刺されてみろ・・・今度はマジで死ぬぞ??」


・・・・・・・・。


はぁ・・・。



部屋を出ると達也がもう既にスーツケース片手に廊下で待っていた(笑)


「淳さん(笑)行きましょっ????」


行きましょッ!じゃねーし・・・(笑)


俺は自分の車に乗って・・・・


達也は蒼太に乗せてもらい・・・・俺は港で車を預け・・


蒼太の車に乗って空港に向かった。


「淳-・・・・・」


蒼太が言った。


「あんだよー・・・・」


俺は後部席でふて寝(笑)


「凛ちゃん・・・・」


・・・・・・・。


「連れて帰ってきて・・・・」


・・・・・・。


「バカか・・・んな事出来るか・・・・」


アイツは・・・もう俺の手を離れたんだ。


涼たちの思惑は良くわかんねぇけど・・・


もう・・・俺らに未来はねーよ・・・。




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