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KOIBUMI
第24章 出口のないトンネル
凛said
仕事が終わって・・・・
帰宅したのは23時半・・・。
今日は早い方だったな~・・・。
PCを開くと・・・
「あ・・・・・・」
久々に由美さんからメールが来てた。
『凛元気してる?あれから全く逢わないから心配してます。社長も同じ気持ちだよ??時間できたら連絡してください。』
・・・・・。
由美さん・・。
由美さんは私が高校生の頃からずっと面倒を見ていてくれていたマネージャーさん。
由美さんに・・・。
逢いたいな。
『由美さん・・連絡ありがとうございます。私は・・・・・』
・・・・・・。
思わず首を横に振って・・・
『元気で頑張ってます!』
元気で・・・
ため息をつき・・・
そのまま布団に入った。
あの日・・・久々に・・・淳の腕の中で眠った。
あんなに熟睡できたのは・・・何年ぶりだろう。
気持ちがよかった。
優しいあの人の胸は・・・
何も変わってなかった。