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KOIBUMI
第24章 出口のないトンネル
淳said
俺は懐かしの台場のマンションに居た。
「あーー・・・懐かしいっすね(笑)この部屋まだ誰も使ってないんだーー・・・」
達也は嘗て俺が使ってた最上階の部屋を走り回って言った(笑)
「今うちの会社で一番稼ぐのは湊と和也と仁かな???(笑)湊は今涼が使っていた部屋を使ってる・・・・。」
祐司は笑って言う。
ほぉ~・・・・湊ね・・・・。(笑)
「俺らが居なくなったの痛手だった~??(笑)」
俺が煙草に火をつけ言うと・・
「(笑)(笑)・・お前らを追って沖縄に移った会員さん・・結構いたからな・・・」
(笑)
ここから見る夜景は懐かしいな・・。
後で湊の顔でも拝みに行くか・・・。
「淳・・・お前蓮見凛さんの元マネージャーさんって覚えてるか???」
え・・・???
「あーー・・なんだっけな・・・。俺が交際バレた時記者会見してくれた人なんだけど・・・。」
そう言うと祐司は一枚の名刺を出し・・・俺に見せた。
・・・・・・。
そこには・・・。
『片桐由美』
あっ!!
「思い出した!!由美さんだッ・・・ってなんでお前この名刺・・・。」