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KOIBUMI
第24章 出口のないトンネル



「朝仕事早いのか?」


凛は下を向いて・・・


「休みだけど・・・呼ばれたら行かなきゃいけないかも・・・・・。」


・・・・・・。


「送る・・・車あるから・・・」


「・・・・・・・・。」


「・・・・・何も言わねーなら連れてく・・・・」


俺は凛の前に行き・・・・・


・・・・


手を・・・・握った。


「淳・・・・・」


泣きそうな顔しやがって・・・・・。


「・・・・行くぞ・・・・」


もう・・・泣けよ・・・。


なんで我慢するんだよ・・・。


俺が歩き出すと・・・凛は俺に付いて・・・・


フラフラ歩き出した。


「こけんなよ・・・・・」




うんうんって・・・・何度も頷く癖・・・。


昔と一緒・・・。



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