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KOIBUMI
第24章 出口のないトンネル
淳said
店の裏に車を止め・・・
凛に帽子をかぶせ・・
裏口から入店。
「淳さんー・・・(笑)いつからこっちに???今日湊さんは????」
店長が言ってきた・・。
「(笑)昨日着いた~ッ!!湊は今日はいない(笑)個室良い???」
店長は凛の方をジッと見て・・・・
凛は思わず俺の後ろに隠れた・・・・。
「・・・・・・・あ・・・・・・あっ!!はいっ・・・・」
・・・・・(笑)
「店長・・・・」
・・・・・。
「内密で(笑)」
個室に案内され・・・・・
「お前酒は???」
そう言うと・・・・
首を横に振って・・・・
「オレンジジュース・・・・」
そう言った(笑)
変わらない・・・(笑)
「店長・・・なんか胃に優しい鍋にして???任せるから・・・」
凛は目を真ん丸にして俺を見た。
「痩せすぎ(笑)・・・忙しいのは分かるけど・・・少しずつでも食え・・・」
凛は・・・昔は食べるのが大好きな子だった・・。
食ってもあまり太らないけど・・・
今はやっぱ・・・痩せすぎ。
店長が持ってきたのは・・・
鮭の豆乳鍋・・・。
俺がよそってやると・・・
凛はフーフー言いながら・・・一口・・・二口と・・・
口にした・・。
「・・・・・美味いか??・・・・」
凛はお椀を持ったまま・・・
下を向いて頷いた。
「・・・美味しい・・・」
(笑)
「少しずつでいいから・・・・食えるなら食え・・・・」
そう言うと・・・
少し肩を震わせて・・・
また・・・
食った・・・。