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KOIBUMI
第24章 出口のないトンネル



淳said


風呂から上がると・・・凛は寝室のベットに横になってモソモソしていた。


・・・・・。


首にタオルを巻き・・・


ベットに腰掛けると・・・。


「・・・大きなベットだね・・・」


凛が言った。


「起きてたのか・・・(笑)」


「うん・・・・」


・・・・・・。


「凛・・・・その~・・・連絡って来たら行かねーとダメな訳????」


・・・・・・・。


「うん・・・・」


・・・・・・。


「分かった・・・じゃ~・・・電話来たら俺の事も起こせよ??車で送って待ってる・・・。」


振り返ると・・・


俺の顔をじっと見て・・・横たわってる凛。


「お前・・・何があった・・??」


・・・・・・・。



「・・・・・・・・」



「俺に言えない?」


凛は一瞬目を閉じ・・・・・・


「淳に言ったら・・・・・」


・・・・・・・。


「また何処かに行っちゃう・・・・(笑)」


そう言った時・・・


凛の目から涙が流れた・・。


また何処かに・・・・。



布団から手を出し・・・


俺の手を握った。



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