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KOIBUMI
第25章 助けてください
凛said
淳は・・・・直ぐに沖縄に帰る・・・。
私とは・・・きっと今の問題が済んだら終わり。
だとしたら・・・・
「大丈夫・・・・(笑)今夜は帰るよ・・・」
・・・・だって・・・・
「明日横浜に送るのに?」
・・・・・だって・・・・
「だって・・・あまり一緒にいると・・・」
「・・・・・・」
「離れたくなくなるよ(笑)」
何処かで淡い期待をしていた私。
貴方は昔の貴方じゃない・・・
きっと素敵な人が・・・・
居るのかもしれない。
私に付き合ってこうやって時間を過ごすのも貴方の為になるのか・・・・。
「・・・・言ったろ?暫くこっちにいる・・・・」
「・・・でもいつかは戻るっ・・・」
そんな押し問答・・・。
結局私のマンションの前に車を止め・・・
「とりあえず今夜は俺のマンション、明日朝送るから・・・」
「・・・・・・・。」
「着替え持ってこい・・・・」
淳はそう言ってタバコを吸った。
なんで?
私は・・・・。
貴方に一回頼ったらきっとまた頼ってしまうよ。
私は車を降り中に入っていった・・・。